タイピング速度を上げて、ブログ作成を効率化するための土台を作りましょう!
目次
タイピング、自信ありますか?
こんにちは、及川(オイカワ)です。
今回は
「タイピング」
についてです。
「チリも積もれば山となる」といいますが、タイピングの速度と精度が上がることが、ブログ作成などネットビジネスの効率化にもつながっていきます。
単純に、毎日ブログ作成をしていけば自ずとタイピングが鍛え上げられていきます。
タイピング初心者の方は目に見えて速度が上がったり鍛えられたりしますが、速度が安定してきた中級者以上は「もうできるから……」とつい油断しがち。
「ほんのちょっとしたこと」を気にするだけで、中級者以上の人たちも速度・精度がさらにアップします!
※ここでは、予測変換や単語登録などの技ではなく、純粋に「タイピング」の技術向上の記事をまとめました。
初心者から上級者まで楽しめるタイピングソフト
寿司打
ネット上で練習できるサイトです。
流れてくるお寿司を取るがごとく、文字をタイピングして食べた金額を競います。
初級・中級・上級と3段階あるので、自分のレベルに合わせた練習ができます。
TypingTube
こちらは比較的中級者~上級者向けです。
動画の音楽に合わせて、歌詞を打ち込むタイピングゲーム。
6000曲以上に対応しているので、自分の好きな曲を聴きながらタイピング練習ができるので楽しいです。
おまけ:円周率タイピング
数字入力(テンキー)を鍛えたい!という方向け。
円周率の暗記用にも使える一石二鳥なタイピングサイトです。
初心者から上級者まで本格的練習用タイピングソフト
e-typing(イータイピング)
こちらは本格的なタイピングが練習できるサイトです。
レベルチェックもできるので、自分が今どれくらいの実力なのかを見てから取り組むのが良いですね!
P検
無料検定で自分の実力を試してみるのに最適です。
キーポジションが見やすいので初心者の練習用にも。
美佳のタイプトレーナ
Windowsのみのダウンロード版フリーソフトですが、学校教育用などの現場で大活躍している老舗のタイピングソフトです。
画面はシンプルですが、基礎的かつ手堅くタイピング能力が身に付くソフトです。
タイピングの速度を左右するものは?
- 指のポジション
- 打つ速さそのもの
- 精度
初心者向けアドバイス
「見て打てる」と「ブラインドタッチ」は全く別物
「キーボードを見ながらだったら打てるんだけどな……」
と、どうしても指元を見てしまう人がいますが、
見て打つのと、手元を見ないで画面を見て打つ「ブラインドタッチ」は全くの別物です!!
タイピングソフトで「画面を見ると打ったキーボードが分かる」ものがあります。
初心者の方は、とにかく手元を見ない!
手の感触だけで打ち出す力を身に着けましょう。
その際に必要となるのが
キーポジションを正しくすること。
左手人差し指を「F」、右手人差し指を「J」に置くことを中心に、ホームポジションを押さえたところから打つ練習をしましょう!
間違っても指元を見ない!当たるまで打ち続ける!
タイピングソフト等の練習で、タイピングミスが続き、ついつい指元を見てしまいがちですが……
とにかく、当たるまで打ち続けましょう!
まずは落ち着いて、ホームポジションに指を戻す。
そこから再度、アタックです!
指の感触でキーの位置を覚えていきましょう。
「◯◯◯◯」を打たせたら世界最速を狙え!
ペン習字や書道では真っ先に、自分の名前を練習することが多いです。
なぜかというと、一番書く頻度が多いからです。
それにひきかえ、タイピングの練習は「F」「H」とかの連打から始まります。
確かにホームポジション等は大事ですが、ここで挫折してタイピング練習を疎かにしてしまう人が大勢います。
タイピングソフトがなくても、実は上達しやすい練習法があります。
それは、まずはたった一つで良いので、あなたの好きな名前・単語を、正しいホームポジションの姿勢から、正しい指のポジションで打ちまくることです。
好きなアイドルの名前、家族の名前、「ありがとう」などの短い言葉、俳句、名言、何でも構いません。
- 一つの単語を選ぶ
- ホームポジション厳守
- 文字を打つ時の正しい指使い厳守
- ブラインドタッチ厳守
これを徹底して、メモでもワードでも構いませんので、ひたすら入力します。
「この単語だけなら、私は世界一速く打てる!」
というくらい、精度を上げて打ちまくってください。
(その際には、いちいちバックスペースキーなどを使わずに、間違ってもいいのでどんどん入力してください)
例えばガッキーこと新垣結衣(あらがきゆい)さんが好きなら
世界最速「あらがきゆい」タイピング大会で優勝できるくらい、打ちまくってください。
すると、どういうことになるか。
「あ」「ら」「が」「き」「ゆ」「い」のブラインドタッチによるタイピングが、あなた自身の身体に反射的に叩き込まれたことになります。
すると……「ゆき」「いき」「あがき」「あゆ」という単語も、あなたは簡単に打てるようになっているはずです。
そこから、今度は「あ」「ら」「が」「き」「ゆ」「い」のいずれかの文字が入っている単語を決めて、同じように”世界最速”の練習をしていきます。
「あらいぐま」としましょう。
そうすると、あらたに「ぐ」「ま」も習得できてきます。
そこから「ぐるこさみん」→新たに打てる文字が増える→「みんじさいけんほう」→新たにまた打てる文字が……
という風に繰り返していくと、自ずと打てる文字が増えていき、最終的には「どんな単語・文字にも対応できる力」が身に付きます。
よく使う文章・文面から「よく使う言葉」を練習する
タイピング=文章を入力するので、ある程度「決まった流れ」というのが存在します。
極端な例ですが
「おもいます」
は文章になっているので打つパターンが多いですが
「おぴぷみゃ」
なんていう文章になっていない言葉は一生打つことがないですよね。
そういった意味でタイピングソフトも
- ちゃんと日本語として存在する言葉
- 使う頻度が多そうな文章・単語
というのを意識して作られているものが大半です。
タイピングソフトで練習する大事さはこうした「日本語の自然な流れと日常的に多く使う単語集」で成り立っているからなので、無料・有料問わずにぜひコツコツ練習してみましょう!
中級者以上へのアドバイス
速度を上げるなら精度を上げる方が手っ取り早い!
中級者以上になると、タイピングの速度にも自信がついてきます。
「入力するのが早いから、文字を打ち間違えても後で直せばいいや……」
と思いがちな人も多くなります。
たしかに初心者の方は「体感」が大事なので、その考え方には否定はしません。
ですが、ある程度速度が身に付いた後にタイピングに伸び悩む方、さらにスキルを磨きたい方は、速度そのものよりも
精度を上げる
最終的には正確なタイピングが何よりも速い、ということにつながります。
1文字の入力ミスは、10〜16文字分の入力の遅れにつながる
といわれています。
たった1文字ですが結構なロスと思いませんか?
いくら物理的に指を動かす速度やキーを叩く速さが上がったとしても、タイピングミスは結局速度を下げる結果になります。
キーボードと指の距離をより短くする
こちらは物理的なアプローチによる速度改善です。
ほんのミリ単位、マクロ単位のことかもしれませんが、長時間打つことの多いパソコン作業では、積もりに積もって「差」が出てきます。
さらに、指とキーボードの距離が近くなることで、指が迷子になりにくくなり、打ち間違えのミスも減ります。
特にテンキーなどで数字をひたすら入力する場面では、この何気ない「指とキーの距離」が重要になってきます。
打ったらすぐにホームポジションに戻すことを意識
打ったら打ちっぱなし、では指が迷子になります。
ボクシングも野球も、打ったら打ちっぱなしではなく、また腕を元の位置に戻して曲げないと、次の一打が素早く打てません。
タイピングも同じです。
打ったら即ホームポジションに戻す。
これを意識してみましょう。
アンカーキーを意識する
意外と気にしていないのが、
キーを打っている指以外の指がどこに置いてあるのか?
です。
例えば「T」を打つ時、他の指はどこにありますか?どのキーに触れているでしょうか?
打ち間違い、タイピングする指のブレ等を防ぐのが
「アンカーキー」といわれている部分に指をおくこと!
先ほどの例だと「T」の場合は「A」に左小指を離さず置くことで、指先がブレずにすぐにホームポジションに指を戻すことが可能になります。
もし苦手なキーがあるとしたら、実はアンカーキー(打っていない指のポジション)がしっかり定まっていないことが大きな要因になっています。特に薬指・小指を使ったタイピングではアンカーキーが定まりにくいです。
そんなときは、親指(スペースキー)もアンカーキーとして利用してみてください。
スペースキーの中央だけでなく、上部角部分に親指を添えると、自然と小指が動かしやすくなり、人差し指もアンカーキーとして添えやすくなります。
タイピング・タイピストの映画!
最後になりますが、「タイピスト!」というラブロマンス風の映画があります。
(アマゾンより)
昔ながらのベタベタな展開ではありますが、タイピングの基本・土台も詰まっている作品です。