ネットビジネスで開業届を出す時に一番困った「職種」「業務内容」の書き方を中心に、
開業届を提出する際の時の注意点などを私の体験からまとめました。
目次
開業届を出してきました。
こんにちは、及川(オイカワ)です。
今回は「開業届」についてです。
やってみてわかったこと、注意すべき点をまとめてみました。
開業届の書き方と私が書いた内容
開業届の書き方は、こちらのサイトを参考にしてみてください!
今回は「一番気になるところ」……各項目で、ネットビジネスおよびフリーランスだからこそ迷ってしまう項目について、私がどう書いたのかをお伝えします。
職種はどう書けばいい?
これは一言であなたの仕事が分かる書き方をすれば大丈夫です。
私も散々悩みましたが……
- Webサイト運営業
にしました。
ネットビジネス関連だと、こんな書き方もあります。
- Web運営業
- インターネット業
- Webマーケティング業
提出日と開業日はどれくらいずれててもいいの?
はい!ずれても大丈夫です!
私は悩みに悩んで
- 提出:2018年10月
- 開業:2018年2月
にしました。
なぜ私が開業日を2月にしたのかというと「本格的にネットビジネスを初めた日」だからです。
(ちなみに2月はまともな収入はありませんでした。)
「気軽に初めてみたものの、収益発生したから慌てて出す!」
「副業としてズルズルやっていたけど、自営に切り替える」
という人たちが一番この「開業日」に悩むかと思いますが、基本は「好きな日付で大丈夫」なようです。
「やるぞ!」と開始した日だったり、実際に収益が発生した月を「開業日」にするでも良いです。
私の場合は、日付にこだわりを持たせてしまったので(笑
ただ、これも実は「良し悪し」です……(汗
提出日と開業日が大幅にずれる場合の注意点
後の方にも再度説明しますが、
青色申告との兼ね合いがあります。
青色申告を受けるためには原則
「開業日から2ヵ月以内に申告」
しなければなりません。
……そうなんです。
私の場合
- 提出:10月
- 開業:2月
にこだわってしまったので……
10月の今、青色申告の申請を提出しても、今年、平成30年分は受けられないんです。
大失敗!
屋号どうする?
実は屋号が……めちゃくちゃ迷いました!
将来のビジョンを描いた時、どうしても「法人化」が見えなかったんですね……orz
法人化を見据えていたら、屋号なんてかりそめの名前、まあどーでもいいかな!ってなれたのですが……
屋号=一生モノかも!?
と思ってしまって、ビビってしまって、実は一番悩んでしまいました。
時間がもったいなかったです(汗
とはいえ……
気をつけるポイントはいくつかあると思います。
- 何の仕事をしているのか?
- 口にして恥ずかしくないか?
- リアルな仕事を視野に入れている場合、20年後の自分が名乗ってもおかしくないか?
あたりを考えたほうが良いですね。
自己完結型のネットビジネスなら「適当に好きでいいや〜」ですみますが、できれば伝わりやすい屋号の方が良いです。
ネットビジネスなので、インターネットに関することやカタカナの単語だと伝わりやすいと思います。
- Web
- ウェブ
- ウェブデザイン
- オフィス
- メディア
- システム
- クリエーター
- コミュニケーション
- デザイン
- ラボ
- ネットワーク
- プロダクツ
- アソシエ
- プロ
- 企画
- 制作
ちなみに私の場合、公開は控えさせていただきますが
- オール漢字
です。
「えっ!?上のオススメなんだったの!?」ですが(笑
理由なんですが、リアルでのお仕事のことも考慮したり、なんだかんだあるのですが……
今後やりたいことの中に
「古書店(移動販売)を開く」
というのがありまして……
カタカナよりも、漢字だな!
そんな理由です(笑。
自分が長年愛せる文字がいいなというのもありました。
縁起とかゲンを担ぎたくなる性分なので、姓名判断ではないですが、社名占い.netというのもやってみたりしましたよ(笑
屋号に関しては、あれこれ話題が盛り上がりそうなので、別記事でまとめる予定です。
業務内容をどう書いた?
こちらも屋号の次に頭を悩ませました。
ただ、実はこれ、任意なので
現状と、今後自分が何をするのか?が相手に伝わる書き方だったら大丈夫です。
「書いてないことを業務にすると罰金・罰則があるわけではない」
そうなので、そこまで思い悩まなくても良いです(笑
でも、嘘は書いちゃだめですよ!!
ちなみに私の場合、どう書いたかというと……
- Webサイト運営、インターネットビジネス及びそれに付随する業務
- イラスト制作及びそれに付随する業務
Webサイトの指導やサイト構築の請負、ライティングの指導、コンサルなども「付随する業務」ということで、こういう書き方をしました。
- インターネットビジネス
- インターネットビジネスに関するコンサルティング業務
- ウェブサイトの運営・管理
- webサイト構築、運営および付随する業務
- ホームページ作成に関する全般的業務
- HP企画・制作・運営、インターネット販売、インターネット広告代理業等のインターネットビジネス全般
あとイラスト制作も、私の場合は単純に書いてほしい、という依頼よりは
「こういう企画に合わせたデザインを考えてるのだけれども……」
というような話から、提案等もさせていただいていることもあって「付随する業務」としています。
開業届を提出する際の注意点は?
控えを用意しよう!
これ、ものすごく私、間抜けでした……(控えを自宅に置いていってしまった人……私ですorz)
開業届を出す時に、控え(実際に記入したものを複数コピー)を自分で用意しましょう!
(税務署側では基本用意してくれないようです)
控えを用意して、税務署の受付印をもらう!!
これ、重要です。大事!ほんと!!
「税務署の受付印をもらった控え」というのが超重要なんです!!
開業届を提出した時のみしか、受付印はもらえません。
なので、控えの用意、してくださいね!(青色申告の申請もですよ!)
なぜ、税務署の受付印が入った控えが必要なのかと言うと……
開業届を出した=開業・自営の証明書になるからです!
即重要&必要になってくるのが
「屋号で銀行口座取得する」
ですね。
個人名でする場合には良いのですが……「屋号で銀行口座開設したい」という人には絶対に必要な書類だからです。
なので、控え&受付印をもらうのは、必ずした方が良いですよ!!
あとで本当に困ります。
(即控えを用意して、同時提出&受付印アリの控えを取れて、本当に良かった……もとい、危なかった……T▽T;)
青色申告承認申請書を一緒に提出してしまおう
所得税の青色申告承認申請書の届け出は「開業後2ヵ月以内」ということになっています。
先ほどもお伝えしましたが、
開業日から2ヵ月以内です
提出日2ヵ月以内ではないので注意してくださいね!
提出日=開業日=青色申告承認申請書は基本OKです。
提出日と開業日が異なる場合には注意してくださいね!
私の場合……
開業届と同時に提出しましたが、無事、提出完了、大丈夫……と思いきや。
後日連絡があり
「30年分は受けられません。提出書類は31年分から、ということにしますね」
となりました……orz
いやあ、日付にこだわるって、良し悪しですよ!?
そして、この件からもお分かりでしょう。
「報酬出たら早めに開業届提出!」
これにつきます。
提出先 の無料相談を活用をオススメ&注意点
開業届を出す=起業
という位置づけになりますので、提出する税務署の管轄にある公共機関・市町村などの「起業無料相談」などを活用することもオススメです。
全国どこでも同じ用紙ではありますが、書き方のちょっとしたニュアンス等はやはり地元の情報に勝るものはありません。
私の場合は住んでいる町の役所と商工会議所の起業相談を利用しました。
ネットビジネスなので、ネットで完結すればいいじゃん!
とも思われますが、地方の田舎やふるさとに根付いた生活もしたい&リアルなお仕事を地元でも…という展望がある人は、活用すれば遠巻きながらも人脈ネットワークやネットには流出しない超ローカルな情報にもつながりますよ。あとやっぱり現場というか「生の声」って大事です。
ただし、ネットビジネスならではの注意点が……
地域性が、出ます!!……(という言い方があっているかどうか)
私が起業相談を利用した一番の理由が
- 「こういうことで収益発生しているけど、職業とか、業務内容って、なんて書いたらいいんだ!?」
- 「どこまで経費で落とせてどこまでがだめ?セミナーや交通費などは?在宅だとネット回線の名義は親だけれども経費としていける?」
という部分だったんです。
相談に応対していただいた担当者の方はとても良い方でした。
だからこそ……
「インターネットを使って物を売るとかの通販じゃないし、ブログ運営で収益発生しているとかって、めちゃくちゃ怪しい感じ、私出してますよね!?すみません!!」(-△-;)
という気持ちになります。いや、悪いことは一切してないんですけどね(笑
相談してみて改めて感じたのが、一般的な起業における、事前準備や資金面等の指導が、ほぼほぼいらないっていう……orz
多分ですが、なかなかない相談事例になったんじゃないかと、自意識過剰に思いますorz
(ネットビジネスしてて直接相談行く人自体がいないかも…先述のとおり起業の準備・資金面は特段必要ないともいえるし、さらにネットビジネスを公にしたくない、なるべく地域の人に知られたくない&感知されたくない等ありますしね…)
相談する場合には、相談窓口に「インターネットおよびネットビジネスを知っている人がいるかどうか?」を気にしてみた方が良いところかもしれません。
精通しているどころか「知っている」人は、地方に行けば行くほど厳しいのかもなあと思いました。
まとめ:気合が入る!あとは稼ぐのみです!
開業届を出した後の私の心境です。
「稼ぐしかない……!!(*´∀`*)」
気合が入りました!
あと基本ポジティブ変換が得意な性分なので
「これで、いつ大金が転がり込んできても大丈夫、準備と手はずは整った……」
という、訳のわからない思考回路を発動しました。
どんな稼ぎ方をするか?
どれくらい稼ぐのか?
どういう働き方になるのか?
ついに公的機関的にも起業家・自営業となった「私」という社長次第です。
のんびりブログ生活をしながら邁進していきます。
あなたの参考になれば幸いです。
それでは。