ブログでアクセスを増やすために必要な考え方についてです。
目次
ブログでアクセスを増やすために一番大事なこと
こんにちは、及川(オイカワ)です。
今回は
「ブログでアクセスを増やすには検索者について知る必要がある!?」
というテーマでまとめました。
他の記事でも説明していますが、アクセスが来る記事の3つの要素
- 記事タイトル
- キーワード選定
- 記事の中身
この中の「記事タイトル」「キーワード選定」に大きく関わってくることでもありますが、
ブログのアクセスアップで一番大事なことは
「検索者(ユーザー)の気持ちになって考えること!」
最終的にはコレに尽きます。
一体どういうことなのか?
詳しく説明していきます!
検索者の需要を知る=アクセスが見込める記事が作れる
ここで、あなたに突然の問題です。
次の情報、どちらの方が「検索者の需要」があると思いますか?
- 国民的人気アイドルグループのリーダーが、有名女優との結婚発表がある!?
- 私、及川(オイカワ)家の昨日の夕飯と親との不毛な議論
はい!
誰がどう考えても、「アイドルの結婚発表」ですよね!?
及川家の夕飯事情とか親とのどうでもよい話題の方が絶対に知りたい!!
という人は、めちゃくちゃ奇特・奇抜な方と思います(笑)
ここまで分かりやすい例なら即答できますが、
実は意外と「検索者の需要が低い記事」ばかり書いてしまう人がいます。
検索者のキャラを知る=キーワード選定等に効果
大前提として「需要があるかどうか?」の見極めもしましたが、さらに「検索者のキャラを知る」=「ターゲット層」を絞ることが大事です。
1つ例を上げますと……
とある4人家族の、とある日曜日の夕食後ーー。
父・母・兄(会社員)・妹(大学生)でテレビを観ていました。
人気俳優の綾野剛さんが新作ドラマの予告CMに登場したとします。
多くの人は「新作ドラマが始まるんだ!」と知り、新しいドラマが気になるところですが……
父「あれ……?この俳優の名前って誰だっけ……??」
母「この俳優さん好きなタイプなのよね!!そういえば週刊誌で恋人がどうこう書いてなかったかしら???」
兄「髪型と綾野剛が着ているコート、カッコイイなあ……」
妹「このドラマ面白そう!チェックしとかなきゃ!原作とかってあるかな……」
綾野剛さんがテレビの画面に映った時に、見ている人の立場やキャラクターによって、思うこと・考えること・興味がが全く違ってきます。
もし、父・母・兄・妹が各自スマホでこのCMを観た直後に検索するとしたら、次のようになるのではないでしょうか?
父「ドラマ名 俳優 誰」
母「綾野剛 恋人」
兄「綾野剛 CM 髪型」
妹「ドラマ名 原作」
このように、検索者のキャラによって、興味を持つ部分、視点が変わってくる、ということが伝わりましたでしょうか?
どんな人がこのキーワードで検索してくる?と予測する
それでは、以上を踏まえて、実践的なテクニックを交えて「検索者の需要とキャラを知る」=ターゲット層を絞ることで、アクセスが見込める記事作成の流れを説明します。
記事ネタから検索者の需要と属性を予想する
たとえば、綾野剛さんの熱愛報道があったとします。
この熱愛報道を知って、検索するのは女性が多いと考えられます。
単純に、俳優なら女性、女優なら男性が調べる、というように
異性の芸能人が気になって調べる、というのが一般的です。
さらに、綾野剛さんの検索者は、綾野剛さんと同年齢か、一つ上の世代・一つ下の世代が多いと考えられます。
そうすると「20代~40代の女性」といった、検索者の属性がわかってきます。
キーワード選定をする際に、「20〜40代女性」を考慮します。
関連記事:アクセスアップにつながるキーワード選定とずらしテク!
さらにターゲットにする属性を仮定する!
属性が決まったところで、さらに具体的に「ターゲット層のプロフィール」を考えていきます。
(この作業を、ペルソナ設定、ターゲティングともいいます)
参考記事:コピーライティングの基本的な取り入れ方
【例】
性別:女性
年齢:20歳くらい
出身:岩手
職業:学生
家族構成:父、母、兄
検索して来る人のプロフィールを仮定でいいので作成・設定します。
上の設定はあくまで見本ですので、自分が想像しやすいものを追加してみるとより良いですが、あまりに凝って設定してしまうと記事作成に支障が出てしまいますので、
「こんな感じの人かな〜」
と頭の中でサクッと想像して設定するくらいでOKです。
属性に合ったキーワード選定をする
では、属性によってどのような違いが出てくるのかというと、先述の一家の例にも表れています。
- 「綾野剛 タイプ」……女性視点
- 「綾野剛 髪型」……男性視点
こういったことを意識してキーワード選定をすると、記事のテーマをしっかりと書くことにもつながり、アクセスが集まる記事を作ることが可能になります。
設定した人物が、何を思って検索してくるのか?と検索者の気持ちになってキーワードを選定していきます。
設定した人(検索者)の気持ちになって書いていく
キーワード選定ができたら、それを盛り込んだ記事タイトルや見出し等を使いながら、記事作成をしていきます。
記事を書く際ですが……
設定した人物が
- 何を思って検索してきたのか
- 次はどんなことを知りたいのか
といった検索者の気持ちになって書いていきましょう。
検索者(ユーザー)が求めているキーワード・記事内容を分かって記事作成をしていけば、内容がブレることもなく「これを書けばいいんだ!」と分かっている状態なので記事作成の効率も上がります。
そして、アクセスしてきたユーザーの満足度も高くなります。
無限にネタアイデアがでてくる!
前述の「綾野剛のドラマCMを観た4人家族」の話に戻ります。
「綾野剛のCM」1つをとっても
- あの俳優は誰?
- 恋人いるの?
- 髪型やファッションを真似したい!
- 原作やネタバレ
というように、記事ネタがたくさん出てきました。
1つのニュースをとってみても、属性やターゲットにする層によって何個ものネタが書けます。
つまり、
1つのニュースに対して何人分ものターゲティング設定をすること!
これが無限にネタのアイデアが出てくる秘訣です。
(この状態を「横展開」と言ったりもします)
一つの記事ネタを
- 若い女の子設定
- 20代男性ファン設定
というふうに設定していけば、その設定した人たちが見に来てくれる状態になります。
さらに、
一つのネタの記事を複数書いていくと、サイト全体でそのキーワードの強さが増して、結果的に上位表示につながることがあります。
先述の例で、「綾野剛特集」を作ってみるのも良いです。
そうすると「綾野剛」のキーワードの強さが上がっていく……という状態になります。
ターゲット設定を使って記事を書いていくことで、サイト全体としてはさまざまな属性のアクセスを集めることができます。
まとめ:ピンポイントで刺さる記事を複数書く!
検索者の属性を設定してキーワードを選定することで、ライバル不在のキーワードや、より検索者にヒットするキーワードが見つかりやすくなります。
検索者の需要は検索者のキャラ(属性、想像で設定)を知って記事を書きますから、その属性にピンポイントで刺さる記事が出来上がります。
1つのネタに対して「ピンポイントで刺さる記事」を複数書いていくことで、上位表示されやすいパワーがつき、アクセス数を伸ばすことができますので、
- 属性を意識すること
- ターゲットを絞ること(ターゲティング設定)
- 検索者の気持ちになること
を念頭において、記事作成をしていきましょう!