インターネットを活用して、実店舗へ集客する方法とテクニックをまとめました。
目次
インターネットで店舗やイベントに集客したい!
こんにちは、及川(オイカワ)です。
「ネットを使って、店に、イベントに、○○に集客したい!」
そんな思いで、サイトを立ち上げたりブログを書いたり、SNSで情報発信をしている自営業の方、飲食店などの店主、企業、商売にしていなくてもいずれは趣味を仕事にするために活動している方など、本当に多いと思います。
昔に比べて、会社やお店のホームページは増え、個人活動でサイトやブログを立ち上げている人の数もものすごく増えました。
しかしながら、まだまだインターネット集客を活用している企業や自営業の方は数少ないです。
今回は店舗やイベント等で集客をしたい場合、どのようにして人を集めればいいのか?を解説していきます。
ビジネスモデルの移り変わり
ビジネスモデルは時代によって変化してきましたが、以前のビジネスモデルが使えなくなった・廃れたわけではありません。
過去のビジネスモデルを知ったうえ、踏まえたうえで今現在のビジネスモデルを行っていくのが理想的です。
製造型ビジネスと大量生産
- 機能性の高い商品
- 大量生産
戦後の日本は物資不足でもあった背景もあるため、とにかく機能性の高い物が売れ、そして大量生産することが主流でした。
機能が高い商品を大量生産!
これが主流でした。
例)国産車、家電
デザイン型ビジネスとデザイナー需要
次第に物資が豊かになり、人々の生活水準が上がってきたことで、次のビジネスモデルに進みました。
世界観やサービス、デザインが重視される商品の開発・製造です。
デザイナーの需要も製造型ビジネス時代に比べ高くなったのも特徴です。
一気にデザイン思考が重要になってきたともいえます。
また他社との「差別化」を図る世界観やコンセプトを強く打ち出す企業も多く出てきました。
例)iPhoneのApple、ユニクロなど
教育型ビジネス
教育型ビジネスは昔からありましたが、現代でも十分通用するビジネスです。
今の時代こそ、教育型のビジネスがうまくいきます。
さらに
教育型ビジネスはあらゆる業界に通用します。
「企画・プロデュース」といった似たような分野のビジネスも現代に通用するビジネスです。
例)コンサルタント系
教育型ビジネスの具体例や実例
現在でも通用する「教育型ビジネス」とは、ビジネスのやり方だけを教えたり、勉強方法を教えるだけではありません。
今ある業種に教育産業をドッキングさせます。
つまり
- 製造型ビジネス
- デザイン型ビジネス
などに
教育型ビジネスを加える、くっつけてしまうのです。
美容室の場合
たとえば、
ただ、カットしたりパーマをかけるだけではなく、
- 美しい髪になるための方法やシャンプーなどの選び方
- パーマを長持ちさせる方法
- 小顔に見える髪型の提案や選び方
などをお客様に教育すると、より満足度は上がります。
スポーツジムの場合
スポーツジムに通う人は、
- 筋肉を付けたい人
- 運動能力を高めたい人
- ダイエット目的の人
- 健康目的の人
とさまざまいます。
ただ「スポーツジムで運動しましょう」というだけでなく、目的別に
- 筋肉量アップの方法やオススメのプロテイン
- 強化したい運動能力の高め方や強化方法
- ダイエットをより成功する方法
- 健康維持に必要な運動量とサプリメント
というように、対応できるトレーナーやサポーターがいるスポーツジムだったらどうでしょう?
話題になったり人気のスポーツジムでは、ただ紹介する以外にも教育型ビジネスを組み合わせていることが多いです。
(ライザップはダイエットに特化た教育型ビジネスのスポーツジムともいえます)
教育型ビジネスを取り入れたネット集客の流れ
インターネットを利用して店舗やイベントへ集客する場合、鉄板の流れがあります。
- サイトやSNSを使った集客をする
- 集まったお客様を会員サイトに招待する
- メルマガに登録してもらいファンになってもらう
②・③の流れは逆になっても大丈夫です。
集客をして、教育をして、あなたのファンになってもらう。
これが上手くいくビジネスの基本です。
サイトを使ってコミュニティを上手に運営すること、そこからコアなファンを増やすことで、ビジネスは右肩上がりになります。
お客さんが集まらない場合は……
お店としての実績がまだまだな場合や
「そうはいってもお客さんが集まらない……」
そういう場合は
とにかく目の前の一人に集中してください。
これはリアルであってもネットであってもです。
イベント告知で店に来てくれたのは○人だけ……
メルマガに登録してくれた人はほんの○人だけ……
初めのころは誰でもそうです。
目の前のお客さんを全力で「教育」すれば、そのお客さんが口コミで他のお客さんを呼んできてくれます。口コミで初めからファンになりやすい状態が生まれます。
目の前の一人に力を注げば、その後はどんどんビジネスが上手く回り始めます。
ネット集客を生かしていない人の特徴
「うちの店は結局、折込チラシの方が効果あって、ウェブからの集客はあまり関係ない……」
という方がたまにいますが、それは上記の基本を踏まえていないのと、ある特徴があります。
集客につなげられるサイト・コンテンツがない
一番の大きな特徴が
「集客に効果的なサイト・コンテンツがない」
サイト・コンテンツはいわば実店舗でいうところの「店舗そのもの」。
実際のお店同様、在庫が品薄だったり外装・内装がイマイチ、レイアウトが悪い、掃除がされてない、接客が悪いなどなど……店舗の状態が悪いと客足も遠のきます。
集客に繋げられるサイト・コンテンツは
- リアル店舗に合ったコンセプト(世界観)あるサイト
- ユーザーが使いやすいデザイン(ユーザビリティ)
- ユーザーにとって価値が感じられる内容・記事
といったものです。
さらに上記で説明したように「教育型ビジネス」を盛り込んで、情報や内容の濃いオリジナルのサイト・コンテンツを作り上げていくことが、リアル店舗につながるネット集客でも大事になってきます。
集客につながるキーワード選定がされていない
さらに「集客につながるキーワード選定」がなされていない方があまりにも多いです。
「うちのお店を必要としてくれる人は、ネットで検索する時、どんなキーワードを入力するのか?」
を意識したサイトやコンテンツづくりを心がけましょう。