コピーライティングの基本的な内容と、簡単な取り入れ方についてお伝えします。
目次
コピーライティングとは?
こんにちは、及川です。
コピーライティングとは「人間心理をついた言葉で人を動かすためのテクニック」のことです。
実際にはどういった事柄にこのテクニックが使われるのかというと
- 文章で商品を買ってもらう
- 文章で興味を惹きつける
- 文章で行動を促す
……というように、ユーザー(読者)の行動に変化を与えるための技術です。
コピーライティングはなぜ必要か?
コピーライティングに必要性は、大きく2つあると思います。
- 商品(売り手側)の魅力を最大限にユーザー(買い手側)に伝えることができる
- 言葉だけで付加価値を与えられる
ほとんどの人が、商品や自分自身の魅力を最大限に伝えることができずにいます。
コピーライティングを用いることで、商品とお客様を繋げることができます。
また、言葉だけで付加価値を与えることができるので、より人を動かすことができます。
例えば、「手作りの本棚」と言われるよりも「頑固親父な職人の強情本棚」と言われたらどうでしょう?
同じ品質、同じ商品でも、後者の方に価値を感じるのではないでしょうか。
コピーライティングの本質
コピーライティングの本質、それは
- 人間心理
- 人間(ターゲット)を理解すること
この2つに尽きます。
例えば、同じコーヒーを売るにしても
- 50代男性、サラリーマン
- 10代女性、高校生
思わず買いたくなる言葉や、心が動かされる単語は全く違ってきます。
「朝も味もスッキリ!仕事前の気合コーヒー」
なんていう単語が並ぶ文章は、サラリーマン向けであって、女子高校生には全く関係がないことなので響きません。
女子高生向きなら、「テスト前日の夜」や恋愛、ダイエットにちなんだ文章や単語の方に心が動きやすいですよね。
コピーライティングを書くときに、相手(ユーザー)の状況や気持ちを理解していなければ、相手を動かす文章を書けない上に、読んでもらうことすら難しくなります。
それでは相手に伝えることが全くできません。
コピーライティングの基本的な取り入れ方
コピーライティングの本質は
「相手(ユーザー)の心理や人間を理解すること」
ですので、基本的な取り入れ方は
「相手(ユーザー)」=対象は誰なのか?どんな人なのか?
を具体的に落とし込むことが重要です。
さらに、商品の特徴もよく知ることも需要です。
そこから
「商品の売りや特徴」と「相手(ユーザー)が求めるもの」を結びつけるように考えていきます。
再びコーヒーを例にしますが、
目が覚める要素=50代サラリーマン通勤時の朝
は結びつきそうです。
コピーライティング能力を鍛えるには?
インプット
書籍や映画、広告などをどんどんインプットすることが大事です。
「人間心理」と「人間理解」が欠かせないコピーライティング。
まずは自分自身で色んな言葉に触れて、心を揺さぶられる体験をたくさんしてみることが、手っ取り早く能力を鍛え上げることができます。
実際に読んでみる書籍や本は、コピーライティングのノウハウが書かれているもの、心理学系、政治学、社会学、物語構成、エンタメ系などがオススメです。
映画はアニメも含めて色々と観てみるのが良いです。映画は内容もそうですが、告知ポスターなどに、まさにコピーライティングの真髄が詰まった文章が掲載されていることも多いので、映画館の前でチラシ等を眺めて楽しく勉強したり情報収集できたりもします。
広告はまさに、商品を手に取らせたり買わせるためのテクニックが随所に使われてます。
「この言葉は、こういう年代の、こういう立場でこんな人たちに向けて発信しているんだな……」
というように、売り手側、買い手側、両方を意識して見てみると面白いです。
模写する
気になった言葉はどんどんノートに書き留めておきましょう。
さらに、自分の心に刺さった本や好きな作家の作品を、まるまる書き写す作業もオススメです。
書道のように、上手な見本の通りにひたすら書き写す精神です。
実際に書くことで、文脈や文体の言い回し、クセが身についてきます。
アウトプットしてみる
実際に試して見ましょう!
アフィリエイトブログ、メルマガ、とにかく何でも試してみるのが良いです。
ブログだったら訪問後に押して欲しい部分のクリック率が上がったのか?
メルマガの反応は前回と比べてどうだったのか?
実践後には考察もしてみましょう。
- インプット
- 模写
- アウトプット&考察
この3つをひたすら繰り返していくと、コピーライティングだけでなく、土台となる文章力も自ずとアップしてきます。