ネットビジネスやビジネス書、啓発本の内容が似たり寄ったりなのがなぜなのか、考察してみました。
目次
ネットビジネスの情報がどれも似たり寄ったりに見えることについて
どうも、及川です。
ネットビジネスについて、インターネットであれこれ調べても、どれもこれも同じようなことが書かれている……。
ビジネス書や啓発本を読んでも、結局なんだかんだで内容が同じ……。
そう思ったことはありませんか?
なぜ「似たり寄ったり」「引用とか盗作でもしているのかな?」なんて思ってしまうのかを、経験を踏まえて考えてみました。
ビジネス書が半永久的に売れ続けている理由
ビジネス書を複数読み込んでいくと
「何だか同じような内容だな……」
「これ他の本でも書いてあったな……」
「新刊だけれども、昔読んだ本とほぼ同じセオリーだな……」
というふうに「似たり寄ったりな内容」のビジネス書や啓発本に出合うことが結構あります。
すでに既出のノウハウでありながらも、手を変え品を変え、人を変え視点を変え時代の流れを若干変えて、ビジネス書・啓発本の新刊が出ている事実……。
なぜなのか?
それは
ビジネス書を読んでも大部分の人が「成功」していないからです。
世の中に膨大な量のビジネス書・啓発本など、情報がありながら、です。
じゃあ、なぜ「成功」しないのか?
ビジネス書や啓発本に書いてあることを、一字一句、そのまま実践したり行動する人がほとんどいないからです。
昔、植松努さんという実業家の講演会に行ったことがあります。
北海道の小さな町工場の社長さんなのですが「自分の手でロケットを打ち上げる」という夢を叶え続けている人で、「世の中から『どうせ無理』という言葉をなくしたい」という信念のもと、講演会をしていたりします。
「夢」は僕らのロケットエンジン、という主題での講演会でした。
同様の本&DVDが出版された後でのことだったと思います。
その時の講演会の内容が、とにかく熱かった!
聴いていて泣きたくなるくらいでした。
植松さん自身の子どもの夢を押さえつけないでほしいことや、夢を叶える方法を主に語っていたのですが、
「夢を叶える方法を伝えても、この講演会の後、実際にやる人はほとんどいないでしょう。この会場でも2,3人程度」
「成功本や啓発本を読んでも、すっかり書いてある通りにやってみる人は、ほぼいません」
というような内容のことを言っていたように思います。
「いやいや、ビジネス書とかに書いてある通りにしているよ?でも成功しないし」
という人でも、自分勝手にアレンジしたり、都合の良いところだけを取り入れるなどをしていて、本を一冊丸々実践したり行動する人がいないから、成功する人がほとんどいない、夢が叶わないーー
というようなことを、植松さん流におっしゃっていた記憶があります。
実際に夢を叶えている植松さんの言葉に、私はなるほど!と納得したんです。
でもやっぱりといいますか……
植松さんが「予見」したとおり、過去の私は「やらない大部分の人の一人」になっていました。
ネットビジネスなど情報発信のノウハウは引用やコピペしているの?
「ビジネス書や成功本、啓発本がなぜいつまでも売れ続けるのか?」
の考え方を踏まえて、ネットビジネスや情情報発信系などのノウハウが「似たり寄ったり」していることについて。
パソコンとインターネットの普及のおかげで、
「コピペ」
「引用」
「盗用」
という言葉が、一般の人たちにまで浸透してしまいました。
大学のレポートや個人のブログ、SNSなどでも、ごくごく普通の人たちから「コピペされた!」「勝手に私の文章や画像が使われた!」等の声が持ち上がるほど。
そういう世の中なので、ネットビジネスのノウハウを伝えている情報発信サイトも、
「コピペしてるの?引用してるの?焼き直ししたノウハウなの?盗用してるの?」
なんていう疑問が湧いてしまうくらい、似たような内容や結論が掲載されていることもあり「やっぱりネットビジネスって怪しんんじゃ……」と、あなたが思ってしまっても……まあ、おかしくないです。
でも、もしそう思ったのなら、「だから怪しい」っていう考えは正しくないです、もったいない!
確かにごく一部、コピペやパクリをしている人がいるかもしれませんが、「似たり寄ったり」になってしまう大きな理由が2つあります。
似たり寄ったり=「真の成功の法則」「成功する人の絶対的共通点」
成功してきた人たちは、自分の経験や歩んできた道から、ノウハウを伝えています。
ということは、似たり寄ったりしている内容というのは
「真の成功の法則」
「絶対に成功する人の共通点」
である可能性がかなり高いんです。
「なんだよ…また同じ内容が書いてあるよ。もっと新しい情報ないの?」
と、新しさや「裏技」を期待する気持ちもわからなくはないです。
しかしながら「なんだよ、また同じ内容か」っていうのが、成功の核心をついていることがほとんどです。
これだけ伝えても…実践する人・行動する人がほとんどいない!
先述した「ビジネス書はなぜ売れ続けているのか?」
これと同じ理論が、ネットビジネスや情報発信などでも起きていると考えられます。
どんなに伝えようと記事を書いても、記事を読んでくれても、実践する人が圧倒的に少ない。
無料で核心をついたところまでノウハウを公開しても、行動する人がほとんどいない。
成功する人が少ない!
これに尽きます。
まとめ:「また同じかよ!」が求めているもの
ビジネス書を複数読んで「また同じかよ!」と思ってしまう人。
そういう人は、また別のビジネス書を求めることが多いです。
「また同じかよ!」が求めているのは「もっと楽できる新しい手法」なんじゃないでしょうか?
「また同じかよ!」はノウハウコレクターの仲間入りをしてしまう可能性が高いので注意が必要です。
「やっぱり同じだ!(喜)」と思える人は、確実に成功する法則や成功者の共通点を見出した人。
あとは実践&行動あるのみです!
それでは!
いや抽象的なことしか書いてないから行動しようにも何したら良いのか分からないってことだけだと思うけど
ビジネス本が言ってることって大半は行動しろくらいだし
すぐ実践できるノウハウ書いてあるビジネス本なんてないですね
コメントありがとうございます。
コメントに書いていただいた通り
抽象的なところから、いかに汲み取るか?
すぐ実践できるノウハウが書いてあるビジネス本がなぜ存在しないのか?
が大きな課題ですよね。
「だから答え書いてないから何して良いかわからないし動かない」
になるのか
「抽象的だけれどもこういうことかな?ここは書いてあるしできるかも!」
で動くかが、意外と大きな違いになると考えています。